藤本健 × 雨晴 「Picturesque」
沖縄県南城で木工作品を制作する藤本健さん。
近年、取り組んでいるのは”絵画的”な表情が美しい錆漆のうつわです。
3回目となる雨晴での展覧会では錆漆やホルト、アカギなど表情豊かな沖縄の木を用いた作品が一堂に介します。
健さんが木と対話することで生まれた生命力溢れる表情をどうぞお愉しみください。
みなさまのご来店をお待ち申し上げております。
会期:2022年5月20日(金)- 5月29日(日)
※会期中の休業日 月・火・水曜日
営業時間:13:00~18:00
◇場所
雨晴/AMAHARE @amahare
東京都港区白金台5-5-2
03-3280-0766
info@amahare.jp
◇作家在廊予定日
5月21日(土)、22日(日)
◇来店のご予約について
事前予約などは不要となりますので、開店時間にあわせてご来店ください。
◇オンライン販売について
オンラインショップでの販売については未定です。
詳細が決まりましたらSNSやメルマガでお知らせいたします。
Photo / Yuka Yanazume @yuka_yanazume
絵画的な
藤本健さんの錆漆の作品を撮影した時に
明暗差がはっきり出て油絵のように見えたことがありました。
健さんから「今回の展示は錆漆が半分くらいになりそう」と事前に連絡を頂き
それならばとつけたのが
「Picturesque=絵画的な」という本展のタイトル。
“作品自体が絵画的であり、それが佇む空間も絵画のようになる”
健さんの作品が佇む空間は私たちと自然との距離を近づけてくれているようです。
アカギ
「自然が生み出す美にかなうものはない」
健さんの作品が届く度にそのことに気づかされ、感動を覚えます。
木が生きてきた証となる木目や節や欠け。
乾燥することで生まれたゆるやかな曲線。
健さんが手を加えることでそれらがより際立ち
モダンな印象を与えてくれるのです。
錆漆
プリミティブなかたちをした錆漆のうつわ。
内側と外側で異なる表情を愉しむことができるのも愉しいところ。
内側はニュアンスのあるしっとりとした黒。
外側は石のような質感の錆漆。
お料理を装ってもオブジェとして飾っても。
ホルトノキ
ポルトガルの木を意味する「ホルトノキ」
複雑で野趣あふれる木目を眺めていると
その美しさに吸い込まれるようです。
チェーンソーで削った跡をあえて残すことで、
木がもつ力強さを私たちに伝えてくれる作品に仕上がっています。
絵画的な灯り
雨晴では初披露となる健さんの灯り。
有機的なラインに沿って漏れる光があたりを優しく照らします。
健さんが木と対話しながら生み出したうつわや照明が佇む
絵画のような空間にしつらえてみなさまのご来店をお待ち申し上げております。