KURO AMAHARE Opening Exhibition
竹俣勇壱×永木卓×KURO「KURO」
影と光、暗と明、雨と晴、黒と白
白金台雨晴でお取り扱いを開始する「KURO」のラインナップのお披露目の場として
「金工作家」竹俣勇壱さんと「ガラス作家」永木卓さんによる二人展を開催いたします。
お二人の作品をメインに「KURO」お取り扱い作家の皆様の作品も一堂に並ぶこの機会。
是非白金台まで足をお運びください。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
「KURO」お取り扱い作家
赤木明登、永木卓、竹俣勇壱、寺田鉄平、辻野剛、矢野直人、fresco、Shimoo Design、Shouya Grigg(※
※白金台雨晴は会期中も木、金、土、日営業です。
竹俣勇壱さん
開業当初、雨晴には「カトラリー」と呼ばれるものがありませんでした。
その理由は雨晴が取り扱いするうつわに馴染むものを見つけられなかったからです。
自分自身も家で使っているものがしっくりきていなくて。
雨晴には勿論、自分が使いたいと思うカトラリーが欲しいなあと思うようになりました。
そんなある日、出会いは突然やってきます。
5年程前に長野県松本市で開催していた「六十九クラフトストリート」に出店されていた「さる山」さんのお店を覗いたところ、なんともかっこいいカトラリーが並んでいるではありませんか。
それこそが今回二人展を開催していただく竹俣勇壱さんのカトラリー。
洗練されたデザインと詫びた表情に魅かれて、その場で自分用にいくつか購入したのでした。
とにかく使っていて気分がいい。こんなカトラリーに出会えたのは初めてのこと。
新品ピカピカではなく、磨き傷もかっこいい。
自分が持っているうつわにすっと馴染んだのがとても印象的でした。
竹俣さんと出会っていなかったら雨晴に金属のカトラリーが並ぶことはなかったと思っています。
雨晴にカトラリーというカテゴリーを作って下さった竹俣さんにお願いする初めての展覧会。
僕自身もとても楽しみです。
本展では新作のカトラリーや茶箱、そして大人気のブレッドナイフをご用意して皆様のご来店をお待ちしております!
永木卓さん
永木さんの作品といえばシンプルでとにかく使い易いところが特徴だと思います。
その中でもKUROが注目したのは永木さんがご自身で色の調合をしている「グレー」のラインナップ。
僕もピッチャーを持っていますが、とってもモダンで食卓の上をきりりと引き締めてくれる存在。
一言でグレーといっても調合の具合によって青に振れることや黒寄りになったりすることもあるのがまた面白いところ。
全く同じ色は二度と出ない。まさに一期一会の色との出逢いなのです。
実は永木さんには昨年展覧会のご相談をしていたのですがコロナのこともあって一度延期にさせて頂きました。
とても残念に思っていたので今回のタイミングでご一緒できることになり、とても嬉しく思っています。
雨晴では今回をきっかけに常設での展示もお願いする予定です。
本展では定番を中心に、永木さんワールド全開の作品たちと共に皆様のご来店をお待ちしております。
サラダの時間
相性抜群の竹俣さんの金工と永木さんのガラス。
お二人の作品を組み合わせて使ったらきっと楽しい食卓になるだろうなあと。
そんな愉しい妄想をしながら色々と組み合わせを考えてみました。
竹俣さんの新作のサーバースプーンとサーバーフォークに合わせるなら
永木さんのボウルとプレートがお勧め。
旬の野菜をどうぞお召し上がりください。
ワインの時間
ゆっくり過ごす春の夜には、きりっと冷えた自然派ワインが今の気分。
竹俣さんの小皿によそったフィンガーフードをつまみながら
永木さんのグラスに注いだワインで美味しくて愉しい一時を。
メインの時間
竹俣さんのピューター皿にメインのお料理を
永木さんの蓋物にはそれにあう付け合わせを。
竹俣さんの新作のカトラリーのシリーズはカッコいいのは勿論のこととっても使い易い!
また一揃えしようかなあと企んでいます。
是非店頭でその使い心地をお試しください。
ケーキの時間
色々食べた後でもやっぱり甘いものはかかせない。
竹俣さんのケーキサーバーと永木さんのドーム&コンポートの組み合わせ。
これでケーキがでてきたらテンション上がること間違いなし。
アイスコーヒーの時間
さっきも甘いもの食べたのに。
今から珈琲飲んだら寝れなくなっちゃう。
わかってはいるけど明日は休日だし、せっかくだから楽しんじゃおう!
そんな金曜日の夜を過ごしているのはきっと僕だけではないはずです。
本日の〆はアイスコーヒーと羊羹。
最高です。
竹俣さんと永木さんの作品の組み合わせ本当に好きだなあと思います。
みなさまにもその素晴らしさを白金台雨晴で見て触って体感して頂ければ幸いです。
会期終了後にはオンラインでの販売も検討していますのでご来店が難しい方はそちらをお待ち頂ければ幸いです。
では、皆様のご来店をお待ち申し上げております!。
photo_Yuichiro_Ohmura