釋永岳 × 雨跡/AMART at KYO AMAHARE
「Unnamed Egg」

「陶芸家」釋永岳さんの展覧会をKYO AMAHAREの二ノ階で開催いたします。
本展のテーマは「Unnamed Egg=名もなき卵」。
どこで生まれたのか、
だれのものなのかわからない、卵のようなもの。
雨晴では初お披露目となる釋永さんの「造形作品」がKYOの二ノ階にどのような景色を生み出すのか。今から期待が膨らみます。
みなさまの御来店を心よりお待ち申し上げております。
◇会期
2025年12月12日(金)- 1月13日(火)
※水曜定休
◇作家在廊予定日
12月12日(金)
◇場所
KYO AMAHARE 二ノ階 @kyo_amahare
〒604-8063
京都府京都市中京区蛸薬師通柳馬場東入油屋町 127番地
TEL : 075-256-3280
E-mail : kyo@amahare.jp
営業時間: 11:00-19:00
◇来店予約
本展はご予約不要となりますのでご都合のよい時間に是非お越しください。
Gaku Shakunaga
釋永岳さんが「近い将来、造形作品に挑戦したい」と話してくださったのは、
2020年に白金台で開催した展覧会の直前のことでした。
「“釋永岳”という名は、造形作品を発表するときに使いたい」という釋永さんの想いを受け、うつわを中心とした工芸作品は、今後「GAKU Ceramics」名義で発表していくこととなりました。
あれから5年の時を経て開催される本展は、
「釋永岳 / Gaku Shakunaga」の名義で雨晴で開催する、初めての展覧会となります。
Object
釋永岳 × 雨跡/AMART「Unnamed Egg」では様々な卵のかたちをした作品をラインナップ。
フランス語で年齢や時代という意味を持つ「âge」
深い黒を意味し、レザーのような質感の「gen」
火星の名がついた「mars」
「うつわ」の領域で培ってきたそれぞれの表現が投映されたオブジェが
KYO AMAHAREの空間に一堂に介します。
Detail
表面に浮き出るテクスチャーは、作品が大きくなればなるほど、迫力が増している印象です。
素材が本来もつ質感がより際立ち、
釋永さんが生み出す繊細なラインとのコントラストが生み出す造形美に心惹かれます。
Non-utilitarian
Eggの作品の中には上から見下ろすと、空洞になっているものも。
「無用途」に拘った表現は、挑戦的であり、新しいステージを目指す釋永さんの意志の表れでもあります。
どこで生まれたのか、だれのものなのかわからない、卵のようなもの。
「Unnamed Egg」が築130年の京町家の空間の中でどのように佇むのか今からとても楽しみです。
みなさまの御来店を心よりお待ち申し上げております。
