【雨跡/AMART 2022 】
「MIZU」Online Shop 掲載のご案内
Baxter Tokyoで開催中の雨晴のアートプロジェクト雨跡/AMART2022にお越しくださった皆様ありがとうございます。
11/25(金)より開催しております、雨跡/AMART 2022 「MIZU」の作品を本日よりOnline Shopでもご紹介いたします。
Baxter Tokyoでも引き続き開催しておりますので、是非ご都合よろしい方でご覧いただけますと幸いです。
皆さまのご利用を心よりお待ちいたしております。
「陶芸家」池田優子さん
関守石は茶庭などに用いられ
「この石が置いてある先には行かないでくださいね」
という亭主からのお願いの意を伝える役目を果たしています。
石を通じて気持ちを伝えるという日本人の奥ゆかしさを感じるこの道具に
日本人でいることの喜びの気持ちを池田さんが込めた作品です。
本展では関守石は勿論のこと
茶碗や茶入れといった茶道具も取り揃えております。
日本人のアイデンティティが凝縮された
茶の湯の中での池田さんの表現をどうぞお楽しみください。
「ガラス作家」辻野剛さん
光が透過することでその全貌がわかるガラスのうつわは
自然光や蝋燭の灯りしか無かった時代にはどのように見えていたのでしょうか。
障子を通して届く柔らかな光があまりに心地よいこの場所に
辻野さんの代表作abyss(海から拾ってきたもの)を沢山並べてみました。
光を綺麗に透過するもの
光を内部に留めてその全貌がはっきりしないもの
色の判別もつかないもの
一見すると無国籍な佇まいをもつ辻野さんの作品ですが
光と作品の関係性を知ると日本人の「侘び寂び」の感性が秘められているのだと気づかされるのです。
「フォトアーティスト」Shouya Griggさん
ニセコにあるレストラン&ギャラリー「SOMOZA(そもざ)」で、
ショウヤさんの作品を見た時にその世界に吸い込まれるような錯覚を覚えました。
ニセコの雪景色を中心にショウヤさんが撮影した写真を和紙に印刷した作品は
白と黒の諧調のみで表現された水墨画のような静けさと奥行きを感じさせてくれます。
ショウヤさんの作品の前に立つと、侘び寂びや自然との関わり方といった
私たち日本人が忘れかけている大切なものを思い出させてくれるようです。
本展では「MIZU」をテーマにした作品が一堂に介します。
Shouyaさんの目を通して表現された
水が描く美しい情景をどうぞお楽しみください。