「李荘窯」

1930年、有田焼の陶祖・李参平の住居跡に開窯。

未来を思い描きながら創造し、使い手の心をも動かす、
時代の潮流に左右されない美しいカタチを追求しています。

銀彩、錆巻、白磁など、4代目・寺内信二さんの卓越した技術と独創的な感性によってつくられる、
機能的かつモダンなデザイン。

近年は有田焼発祥の礎とされる泉山陶石を磁器原料とするうつわを手掛け、
その様は当時の佇まいを偲ばせる気品を醸し出しています。

日本発の磁器を世に送り出した有田で、その原点を見つめ直す。

素材本来の魅力と前衛的な思考を織り交ぜて作陶を続ける寺内さんの、
真摯な思いが込められています。

 

李荘窯