五感で涼を感じる
梅雨が短いなあと思っていたら、雨模様が続いた7月。
そしていよいよ8月。夏本番です。
夏の陽気が嬉しいような…
暑さが苦手なスタッフ富山は複雑な心境です。
さて、皆さんは夏といわれてどんなことを思い浮かべますか。
私は、子どもの頃の夏休みの記憶です。
我が家では、暑い日が続くと風鈴を軒先に飾りはじめます。
“ちりん、ちりん“と響く音、風になびく短冊。
その様子に自然と夏が来たのだと実感するのです。
正直なところ、その頃はなんとも思っていなかった私ですが、大人になった現在では夏の風情を感じるできごとだったのだなあと。
風鈴をはじめ、日本の夏には風物詩といわれるものが多くあります。
目で見て、音を聴き、香りを感じて、肌で触れて、舌で味わう。
今回は少しでも快適に、愉しい夏を過ごせるように
五感で涼を感じる日本の夏をお届けします。
是非ご一読いただけますと幸いです。
涼を味わう
ビールをより美味しくいただくには、やっぱりグラスも大切ですよね。
雨晴がおすすめするのは定番中の定番、松徳硝子の「うすはりタンブラー」です。
熟練した職人さんたちがつくる「うすはり」は、グラスの存在を感じさせないほどに滑らかな口当たりでビール本来の美味しさを最大限引き立ててくれます。
暑いこの季節にビールを呑むなら、目でも涼をとりたいもの。
透き通るほどの極めて薄いグラスは、ビールの黄金色ときめ細やかな泡をそのまま映し、
抜群の爽快感で一層涼やかに。
肌で感じる涼
手軽に風を感じることができる日本の夏の定番、団扇。
こちらの団扇は渋団扇の作り手「栗川商店」に依頼して制作していただいている雨晴オリジナル。
小振りで愛らしい紫陽花「甘茶」をあしらっています。
表面に光を当てると、和紙が透けて紫陽花越しに雨が降っている様子が浮かび上がってくる仕掛けも。
どんな風に見られるのか、夏の日差しと団扇の風を感じながら体感してみてください。
目と耳で涼む
わずかな風で揺らぎ、優しい音色を響かせる風鈴。
目で風があることを感じ、耳で心地よい響きを聴くことで涼を感じさせてくれる夏の風物詩です。
雨晴では澄んだ音色が特徴的な真鍮製の風鈴をご紹介しております。
制作しているのは、富山県高岡市に工房を構え、革新的な鋳物づくりを追求する「能作」
シンプルなフォルム、滑らかな質感。
同じ素材でも、形状によって音色も様々。
ゴールド、シルバー、ピンクゴールドのお色味、オニオンとスリムの二つの形をご用意しておりますので、お好みのものをお選びください。
香りで感じる涼
香りをご自宅で感じる道具、お香立て。
涼やかな竹林の中にいるような。
海辺に佇んでいるような。
南国の太陽を浴びているような。
夏の情景を思い浮かべながら、お好みの香りを焚いてみてはいかがでしょうか。
五感で感じると心が動く。
日本人が古くから大切にしている文化には、暑い夏を乗り切る先人たちの知恵がたくさん詰まっています。
昔ながらの夏の風情を是非愉しんでみてください。
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