品品 × 雨晴
「Symbiosis With Nature」
「自然が身近にあることで心が豊かになる」
それを私達に教えてくれたのは「景色盆栽作家」小林健二さんです。
@sinajina_info
雨晴では初めてとなる小林さんの個展。
本展は「Symbiosis With Nature=自然との共生」がコンセプト。
新緑に滴る雨が美しいこの時季に
景色盆栽をつくる、育てる、愛でる時間を
皆様にもお愉しみ頂ければ幸いです。
会期:2022年6月24日(金)- 7月3日(日)
※会期中の休業日 月・火・水曜日
営業時間:13:00~18:00
◇場所
雨晴/AMAHARE @amahare
東京都港区白金台5-5-2
03-3280-0766
info@amahare.jp
◇作家在廊予定日
6月25日(土)
◇来店のご予約について
事前予約などは不要となりますので、開店時間にあわせてご来店ください。
◇オンライン販売について
6月24日(金)13時より展覧会への出品作品の一部をオンラインショップに掲載いたします。
白金台雨晴と共にご利用をお待ち申し上げております!
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品品 × 雨晴
「雨の日の景色盆栽教室」
雨晴では2年ぶりとなる品品小林健二さんによる「景色盆栽教室」を開催いたします。
景色盆栽のつくり方、育て方、そして愛で方を小林健二さんから直接学ぶことのできる特別な機会となります。
みなさまのご参加をお待ち申し上げております。
会期 : 6月25日(土)
昼の部 11:00~13:00
宵の部 16:00~18:00
講師 : 品品 小林健二 さん
※事前予約制 / 申し込み先着順(各回定員6名)
※会費制 / 11,000円(税込)
※予約方法 / 電話またはメール(毎週月・火・水曜日は定休日となります
6/20(月)~6/23(木)
雨晴 Tel:03-3280-0766 / Mail:info@amahare.jp
景色盆栽をつくる
本展開催を前に、自由が丘にある品品・小林健二さんを訪ね、
雨晴スタッフ向けに景色盆栽教室を開催していただきました。
お水をあげたり、剪定したりと普段から白金台雨晴でも盆栽のお世話をしていますが、
実際につくるのは初めてのスタッフばかりで、
小林さんに自然との上手なつきあい方を教えていただきながら、愉しく、そして心豊かに過ごすことができた品品での時間でした。
本コラムでは皆さまにもその様子と景色盆栽ができるまでの過程をスタッフ富山目線でお届けいたします。
ご一読いただけますと幸いです。
お気に入りを見つける
品品には大小さまざまな植物が所狭しと並んでいます。
今回は特別に各々お気に入りの植物を選ばせていただきました。
スタッフの一人が手に取ったのは、長寿梅。
おじいちゃんおばあちゃんの長寿を願ってなど、その縁起の良い名前で贈り物にも人気があります。
初めての方でも育てやすい盆栽の一つです。
五感で感じる土づくり
景色盆栽教室では、
土を混ぜ始めた時に、
小林さんから「目をつぶってやってみてください」とのアドバイスがありました。
目をつぶって感じる光や、耳で感じる土の音、
鼻で感じる香り、手で感じる土の質感。
目を閉じるとより五感が研ぎ澄まされて、
土に触れる心地よさを感じることができた瞬間でした。
植物に触れる
根が養分や水分をしっかり吸い上げてくれるように、元々ついていた土をきれいにしていきます。
この作業が盆栽をつくる上で、一番重要なことなのだそう。
見えている部分だけでなく、見えないところにも意識をもつ。
盆栽の葉や枝や花だけではなく、
小林さんは目に見えない植物の根、そして盆栽を植える土にもこだわりをお持ちです。
景色をつくる
鉢の中での植物のバランスは7:3を意識すると美しく見える、と小林さんはおっしゃいました。
植物の位置を決めたら、土を流し込み、
いよいよ景色をつくっていきます。
苔を張ってみたり、石を置いてみたり。
自然の情景を思い浮かべながらつくり上げていくのですが、想像以上に難しく
小林さんに助けていただきながらなんとか完成までこぎつけることができました。
こちらは小林さんのプロの技。 5本の指を駆使して、苔と石、そして鉢を押さえながら景色をつくっていきます。
自然の景色を切り取る
岩肌に生える苔、川の流れによって浸食された岩。
小林さんに教わりながらつくった景色盆栽を見ていると、まるで自分が自然の中を歩いているような錯覚を覚えます。
春は芽吹き、夏は新緑。
秋は紅葉、そして冬枯れ。
季節の移ろいと共に表情を変える景色盆栽との生活は、心を豊かにしてくれます。
新緑が美しいこの季節。
小林さんが生み出す景色盆栽と共に
皆さまのご来店をお待ち申し上げております。
景色盆栽教室もご興味がございましたら是非ご参加ください!