竹俣勇壱 × 雨晴/AMAHARE
「Traces of Life」


「金工作家」竹俣勇壱さんの展覧会を雨晴/AMAHAREで開催いたします。

本展のテーマは「Traces of Life  - くらしを刻む - 」

竹俣さんはカトラリーは勿論のこと、ダイニングやリビングを中心にくらしの様々な場面で用いる金属の生活道具を制作されています。

竹俣さんの作品と共に時を刻み、くらしを刻む。

春が待ち遠しいこの時季。
新しいくらしの準備をしてみてはいかがでしょうか。

 

◇会期

2026年2月6日(金)-2月16日(月)
※会期中休業日 毎週水曜日


◇作家在廊予定日

2月6日(金)


◇場所

雨晴/AMAHARE @amahare_shirokanedai
東京都港区白金台5-5-2
03-3280-0766
info@amahare.jp


◇来店予約

本展はご予約不要となりますのでご都合の良い時間に是非お越しください。

 

ryoとNEW

竹俣勇壱さんといえば、やっぱりカトラリー。

代表作の「ryo」と「NEW」の違い。
皆様はご存知でしょうか。

「ryo」は明治期に日本で作られていたカトラリーを監修して新たに生まれたもの。
「NEW」は竹俣さんがコレクションしているアンティークのカトラリーをベースにつくられたもの。

前者は当時の佇まいを残すべく、厚めのステンレス板を用いることで適度な重さと持ち心地を。後者はryoよりは薄く、ラインもエレガントな印象です。

共通して言えるのは、現代の工藝作家のうつわとの相性がよく
組み合わせた時に互いの価値を高め合うところ。

ちなみに「NEW」という名前は、竹俣さんのアトリエ内で使っていた仮称だったそう。
ご本人も知らないうちに、作品名として世に出ていたという裏話を竹俣さんが笑いながら教えてくださいました。

真鍮ハンガー

一筆書きのようなラインが美しい、真鍮製のハンガー。

個人的に「隠れた名品」と思っている、シンプルイズベストな作品です。

展覧会では水田典寿さんが古材を用いて制作したハンガーラックにかける予定。
時と共に変化する真鍮の表情が、水田さんの作品が持つ侘びた佇まいと、美しく馴染んでいくことでしょう。

真鍮と銅の茶托

春が待ち遠しくなる輪花や木瓜をモチーフにした茶托。
村上雄一さんの輪花の茶杯を組み合わせると、より華やかな装いに。

蝶の菓子切り

日常使いにも茶席にも使える、蝶をモチーフにした菓子切り。
純銀のエレガントな輝きが、船串篤司さんのうつわの白によく映えます。

ランプシェード

雨晴では定番で扱っているランプシェード。

本展では、専用の「自在」もお目見えします。
角度や高さを調整することで、生活の中に柔らかな光の表情をもたらします。

スイッチカバー

何気なく触れるスイッチのある空間を、より美しく。

茶籠

竹俣さんがこつこつ集めた古道具と、ご自身の作品を合わせて制作している茶箱や茶籠。

現在、竹俣さんと「雨晴が扱う工藝作家の皆様」との茶箱プロジェクトも密やかに進行中。
この春にお披露目できたらと、鋭意準備を進めています。

振り返れば、竹俣さんとの出逢いがなければ、雨晴で金属のカトラリーをラインナップすることはなかったと思います。

取り扱いをお願いしたいと思った一番の理由。

それは、作品自体の美しさは勿論のこと「雨晴で扱う他の工藝作家の方々と組み合わせるなら、竹俣さんの作品しかない」と直感したからです。

お付き合いも長くなり、共通の親しい作家さんも増え、こうしてご一緒できていることに感謝の気持ちで一杯です。

今回のコラムでも、竹俣さんと親交の深い作家のみなさんの作品を、様々な場面でスタイリングしてみました。 

竹俣さんの作品と共に、みなさまの御来店をお待ち申し上げております。

 

photo / Yuka Yanazume @yuka_yanazume
text / Kenichi Kaneko @amahare_kaneko