安藤由香 × 雨晴「No Rain, No Rainbow」
会期:12月10日(金)-12月20日(月)
※会期中の休業日12月14日(火)、15日(水)
場所:白金台 雨晴
作家在廊日:12月10日(金)
今年最後を飾るのは兵庫県丹波に拠点を移した
「陶芸家」安藤由香さんの展覧会です。
漆黒にほんのり滲んだ群青色
薄明の空を彩る薄桃の諧調
雨上がりに広がる澄んだ水色
「雨の後には虹が出る」
今年も色々ありましたが、安藤由香さんの美しいオブジェやうつわと共に
穏やかな年末年始の時間をお過ごしください。
◇雨晴6周年!
12月11日(土)に雨晴は6周年を迎えます。
みなさまへの感謝の気持ちを込めまして、12月10日(金)以降に
20,000円(税抜)お買い上げ頂いたお客様に「雨晴オリジナル手ぬぐい」を贈呈いたします。
※先着順となりますので定数に達した時点で終了となります。
※店頭でご購入頂いた方が対象になります。
※送料とラッピング料は対象金額に含みません。
◇オンライン販売について
オンラインショップでの販売については未定です。
詳細が決まりましたらSNSやメルマガでお知らせいたします。
みなさまのご来店をこころよりお待ち申し上げております。
2年前の約束
「インテリア性の高いものづくりをしたい」
2年前に開催した安藤さんの展覧会の在廊日の夜。
安藤さんの想いを聞かせていただきました。
昨年末には常設というかたちで花器やオブジェのみをラインナップした
安藤由香 × 雨晴「YUKA ANDO EPISODE Ⅱ」を開催。
それから1年がたち本展を迎えることになりました。
2年間、花器やオブジェと向き合ってきた安藤さん。
洗練されたフォルム
深みをました色の諧調
機能とのバランス
私たちが過ごす空間に静かに彩りをあたえてくれる
安藤さんの作品にどうぞご期待ください。
氷見から丹波篠山へ
安藤さんといえば、夕焼け空を意識したピンクのグラデーション。
この色がなかなか出せないと伺っていた時期もありましたが
今回は見応えのあるラインナップ!
今年に入ってから富山県氷見から兵庫県丹波篠山に移住した安藤さん。
制作環境も整い、各作品の色の深みも増したように感じます。
黒の階調
雨晴では初お披露目となる黒を基調とした新色の作品群。
よくみると黒の奥に青や緑を感じる作品も。
ケーキスタンドは安藤さんが手放したくないほど気に入っているそうですよ。
用途のあるオブジェ
ユニークな作品だなあと思ったのが見た目は天面がフラットなオブジェだけど
ひっくり返すと一輪挿しになっている作品。
用途があるものを好む日本人の感性を
刺激する美しいオブジェ&フラワーベースです。
土のもの
ニュアンスのあるテクスチャーや釉薬が生み出す佇まいはアンティークのよう。
以前は半磁器を原料に作陶していた安藤さん。
本展から花器には土ものも加わりました。
花器を自由に作っている時が一番楽しいという安藤さん。
伸び伸びと制作されているのが作品からも伝わってきます。
一見、形状も色もバラバラですが組み合わせて飾ると
心地よい空間を生み出してくれるのが不思議だなあと。
うつわもあります
最後まで悩んだのはうつわを出品するかどうか。
「でも、きっと待ってくださっているお客様がいると想うので」
安藤さんのお客様への想いからプレートやマグ、ボウルなどをラインナップ。
今年も残りわずかとなりましたが安藤さんの花器やオブジェ、そしてうつわを空間にとりいれることで
心からくつろげる時間をお過ごし頂ければ幸いです。
みなさまのご来店をお待ち申し上げております。
Photo by Yuka Yanazume