池田優子 × 雨跡/AMART at KYO AMAHARE
「小さな海 - 凪 -」

海辺に広がる空の色から春の訪れを感じるこの時季。
KYO AMAHAREの二ノ階で開催するのは陶芸家・池田優子さんの展覧会「小さな海 - 凪 -」
2024年に開催した「小さな海」の続編です。
本展では大海の凪のように穏やかでプリミティブな景色が広がるオブジェや壁面アートがKYO AMAHAREの様々な空間に佇みます。
初日には池田さんを囲んでの茶会「凪」を開催いたします。
展覧会、茶会共にみなさまの御来店を心よりお待ち申し上げております。
◇会期
2026年3月13日(金)- 3月24日(火)
※水曜定休
Online Exhibition https://shop.amahare.jp/
2026年3月27日(金)18:00 - 3月29日(日)
※特設ページは3月27日(金)18:00以降にご覧いただけます。
◇作家在廊予定日
3月13日(金)
◇場所
KYO AMAHARE 二ノ階 @kyo_amahare
〒604-8063 京都府京都市中京区蛸薬師通柳馬場東入油屋町 127番地
TEL : 075-256-3280
E-mail : kyo@amahare.jp
営業時間: 11:00-19:00
◇来店予約 本展はご予約不要となりますのでご都合のよい時間に是非お越しください。
池田優子 × 茶房 居雨
茶会「凪」
茶房 居雨では3月13日(金)から始まる池田優子さんの展覧会にあわせて茶会「凪」を開催いたします。
空間のしつらえやお茶道具に池田さんの作品を用いてみなさまをお迎えいたします。
当日は池田さんにもお席に入っていただく特別な茶会です。
この一日だけの特別な室礼とお品書きをどうぞお愉しみください。
茶会「凪」@sabo.kyo_amahare
雨 坂口亜美(居雨)
茶 万 yorozu
菓 昆布屋孫兵衛
監 万 yorozu 德淵卓
逢 池田優子
日3月13日(金)
時 15時~17時
場 茶房 居雨/KYO
御会費 7,700円(税込)
※サービス料として別途10%頂戴しております。
御予約 TableCheckにて承ります
Instagram @sabo.kyo_amahare のTop画面にございます「席を予約する」もしくは居雨のWeb Siteよりご予約をお願い申し上げます。
https://www.tablecheck.com/ja/sabo-kyo/reserve/message
御支払 ご予約時にオンライン決済(クレジットカード)にて承ります。
※1日前(ご予約日時の24時間前)からのキャンセルは100%のキャンセル料を頂戴いたします。
Photo / Eri Masuda @massu_90
Styling / Megu Okazaki
Text / Kenichi Kaneko @amahare_kaneko
小さな海
「小さな海」という言葉が、池田優子さんの全てを物語っている気がしています。
展覧会の数か月前に訪れた、大阪にある池田さんのアトリエ。
初めて訪れた時と変わらないご自宅の雰囲気と、優しい笑顔が迎えてくれました。
変わったことと言えば、高校生だった息子さんが大学生になり、お家を出られたことでしょうか。
「展覧会のテーマ、どうしましょうね」と尋ねたところ、
「やっぱり、小さな海、ですかね。私の永遠のテーマなんです」 とのお返事が。
「それであれば “続 小さな海” にしましょうか?(笑)」
などと冗談を交えながら、展覧会の輪郭を池田さんと共に描いていきました。
凪
かれこれ5年ほどのお付き合いとなる池田さん。
その間、数々の展覧会やホテルの案件などでお世話になってきました。
近年は徳島にアトリエを構え、海への想いが溢れ出していたからか、
荒々しい海の景色を感じさせる作品が多かったように思います。
一方、今回出品していただく作品の数々は、どちらかというとおおらかで静かな海の印象。
その様子が春の海の「凪」のように感じられたので、
本展のテーマを「小さな海 - 凪 -」とすることになりました。
穏やかな日々
KYOで2年前に開催した展覧会では、ご自身で描いた作品を屏風や掛け軸に落とし込むという、
新しい挑戦をしてくださった池田さん。
本展ではパネル仕立ての壁面アートが、オブジェと共に空間を彩ります。
時と共にかせたような箔の風合いからは、穏やかな海の表情を見ることができ、
それは池田さんの心の中に広がる穏やかな景色を映し出しているかのようです。
さざ波が聴こえる
貝殻を土に押し当てて、その佇まいを作品に映す。
その手法は池田さんの真骨頂ですが、巻貝そのものをオブジェとして制作されたのは
おそらく初めてではないでしょうか。
有機的で、眺めているだけでこちらの気持ちが穏やかになる美しい作品です。
耳にあてれば、さざ波が聴こえてくるのでしょうか。
あの波この波
池田さんの作品を初めて拝見した5年前。
ホテルのラウンジ用にと選ばせていただいたのが「波」をモチーフにした作品でした。
今回、アトリエで新作の「波」の作品を見た瞬間、その時の記憶がはっと蘇りました。
以前の波はどちらかというと、もう少し平面的でシンプルな「オブジェ」という印象でした。
それはそれでとても美しかったのですが、新しい波はもっと立体的というか、
波の中を覗くとその先には人の営みが見えるような。
そこには物語があり、命が宿っているように感じられるほどです。
あの時の波と今の波。
池田さんの穏やかな心の変化が感じられる本展に、どうぞご期待ください。
