船串篤司 × 雨晴「間/MA」
茨城県笠間で作陶に励む船串篤司さんの雨晴での初個展を開催いたします。
船串さんが意識して制作するのは空間や時間に心地よい「間」を生み出す作品。
うつわであれば食材がより美しくみえるように。
花器やオブジェであれば過ごす時間がより豊かになるように。
本展ではうつわは勿論、いま船串さんが創りたいと思うオブジェや花器も一堂に介します。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。
会期:2023年2月24日(金)-3月6日(月)
※会期中の休業日 2月28日(火)、3月1日(水)
営業時間:13:00~18:00
◇場所
雨晴/AMAHARE @amahare
東京都港区白金台5-5-2
03-3280-0766
info@amahare.jp
◇来店予約
本展はご予約不要となりますのでご都合のよい時間に是非お越しください。
◇作家在廊予定日
2月25日(土)
◇オンライン販売について
オンラインショップでの販売については未定です。
詳細が決まりましたらSNSやメルマガでお知らせいたします。
心地よい間
船串篤司さんの代表作といえばリムのかたちが特徴的なこちらのうつわ。
飲食店さんに使用していただいたことがきっかけで料理人の方からのオファーが増え
今ではご家庭用にも大人気の作品です。
試行錯誤しながら何度も作り直す中で生まれた“心地よい間”を生むリムの幅やうつわのかたち。
本展でも沢山では無いですがこのシグネチャーモデルが並びますのでどうぞご期待ください。
白と黒
独立当初から、お料理が映えるようにと白や黒を基調とした作品を制作している船串さん。
「色をシンプルにしているからこそ形で勝負するしかない」
そう、自らに課すことで洗練されてきた船串さんのうつわには
日本のみならず世界中の料理人たちから注目が集まっています。
影の間
何も無いと寂しいけれど、そこにものが存在することでその周辺に“心地よい間”が生まれる。
でも置きすぎると何だかなという空間になってしまう。
これがインテリアの面白いところ。
船串さんの漆黒の花器は作品自体の存在も勿論ですが
伸びる影も情緒のある空間を創り上げてくれるのです。
光の間
辺りを優しい光で包みこむ、船串さんのペンダントライト。
凛とした形状は空間をきりりと引き締めてくれます。
時が生む間
アートのようなこの背景は、船串さんが作品を焼成するときに使う棚板です。
黒のうつわに使うマンガン釉が垂れることで偶然生まれた景色があまりにモダンだったので
作品撮りに使わせていただきました。
時間が経過することで生み出された美しいものの上で
今日もまた船串さんの新しい作品が生み出されているのです。
Photo / Yuka Yanazume
Text/Kenichi Kaneko (AMAHARE)